セカンドライフでお金儲け

セカンドライフ（Second Life）は、リンデンラボ（Linden Lab） 社というアメリカのサンフランシスコに本社がある会社が運営するバーチャル世界、メタバースのことです。


使用できるOSはLinux、Macintosh、Windowsということで、誰もが利用でき、今や代表的なメタバースの1つとなっています。メタバース (Metaverse)とはインターネット上に存在する電子三次元空間のことです。


セカンドライフの大きな特徴としては、コンテンツがユーザーの主導で制作、提供されることや、制作物の著作権も認められていることもありますが、セカンドライフ内の仮想通貨を現実通貨に換金できることが最も大きな特徴といえます。そのため、お金儲けに関する点でも注目されているわけです。


利用者はセカンドライフの中ではアバターと呼ばれる自分の分身を介して、いろいろな空間内を探索したり他の利用者と交流を持つことができます。サービス内通貨を利用した取引や広告の表示等、経済活動の場でもこのアバターが行います。


普通のオンラインゲームとは全く違い、背景となる物語や、設定された目的、倒すべき敵等は存在しておらず、利用者同士の交流や商業活動が主目的となっています。


2009年末時点での同時ログインユーザー数は6～7万人程度、一週間単位でログインユーザー数は40万～60万人程度ということで、なかなかの規模です。


日本での月間アクティブユーザー数は約23,000人なので、これからの成長に期待が寄せられています。ちなみに日本は他国に比べて利用時間が長い傾向にあるそうです。